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福島との県境、阿賀町の麒麟山酒造に酒蔵見学会にでかけました |
4/18(日)、総勢21名にて新潟を代表する“辛口蔵元”の麒麟山酒造見学会を行いました。麒麟山酒造は、時代が甘口酒全盛の頃からひたすら“辛口”にこだわり続けた蔵元、その心意気を感じて欲しくての今回の見学会、貸切バスでのちょっとしたバス旅行は、美食と美酒を満喫したものとなりました…。 |
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快晴の空の下、貸切バスで蔵元まで朝10時に出発です。途中、素人バスガイドの私が簡単なガイドを行いながら現地に到着、蔵のすぐそばの公園で桜の花見の予定でしたが、残念ながらここ数日の冷え込みで開花前、観桜会は泣く泣く断念です。 |
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そこで蔵の営業さんが即席の周辺ガイド、蔵名の由来となった麒麟山を見ながら、狐火伝説に思いをはせます。続いてびん詰め工場を見学、その後、敷地内から見える麒麟山をバックに参加者全員で記念撮影です。 |
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仕込み蔵に移動後、白衣に着替えての見学です。説明して頂くのは長谷川杜氏、酒造りに使用するお米の説明、洗米タンク、蒸米機、実際の酒造り工程に沿っての説明に、みなさま興味津々です。 |
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続いて移動したのは、こうじ米を作るためのこうじ室。実際に使用する種こうじを見せていただいた後は、こうじ室内部にまで入れて頂いて説明を受けます。蒸し暑い室内ですが、長谷川杜氏のお話を熱心に聞く姿が印象的でした。 |
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次はこうじ室のすぐ隣にある完成したこうじ米を見せていただきました。ふんわり甘い香りは酒造りの神秘を思わせます。酒母(しゅぼ)室での説明を聞く頃には、なぜか皆さんウズウズ、きっと早くきき酒したくなったんでしょうね。(笑) |
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続いて仕込みタンク室へ移動します。時期的に吟醸仕込みは終わっているのでタンク内は普通酒のもろみ、それでも心地よい高い香りに一同驚きでした。盛り上がった気持ちのまま貯蔵タンク室へ、仕込んだお酒によって微妙に異なる香りを満喫です。 |
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蔵見学の〆めはやはり搾りたて原酒のきき酒、見学会のメインイベントです。お酒は普通酒の伝統辛口(でんとうからくち・通称でんから)ですが、市販前なのでアルコール度が高く、少し炭酸ガスを含みます。しかし、そのまろやかで芳醇な美味さに回し飲みの酒器に入れた原酒はあっという間にカラ!皆さん懇親会前なのに飲みすぎです…。(笑) |
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最後は麒麟山酒造のお二人(杜氏と営業さん)にもご参加いただいて、お楽しみの現地割烹店での懇親会です。蔵元より10500円の輝(かがやき)を乾杯酒に頂き、最初から気分はハイテンション!料理も工夫を凝らした“山の幸”をご用意していただきました。 |
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和やかに進む懇親会、当店も赤字覚悟で大奮発、超辛口(麟辛)、吟醸辛口(吟辛)、純米吟醸辛口(純辛)、大吟醸辛口(大辛)、麒麟山梅酒とこれでもかというくらいに準備しました。 |
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アトラクションは二つ用意、そのひとつ「辛口シリーズ人気投票」の様子です。目隠しできき酒していただき、自分の一番好みの番号を記入してもらいます。皆さん銘柄が分からないにのに一番人気に選んだのが一番高額な大吟醸!一位に投票した中から抽選で一名様に現品をプレゼント!また最後はお酒や麒麟山グッズが当たる抽選会を実施、ここでも大盤振る舞いさせて頂きました。 |
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こうして大盛況のうちに懇親会は終了、無事見学会を終えることができました。今回はお客様の笑顔の数々に、それを演出する日本酒のパワーを改めて実感、準備に、当日の段取りに、懇親会のお酌に司会にと、ひたすら動き回った大変なイベントでしたが、参加していただいた方々の喜ぶ姿に自分も幸せな気分になれた見学会でした。 |