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日本酒どころ新潟では、原料となる酒米作りにもこだわりをもって取り組んでいます |
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新潟の日本酒は、恵まれた自然環境と蔵元の強い思いによって有機栽培された酒造好適米を原料としています。 減肥栽培、棚田、合鴨農法、天日干し、そのこだわりの数々から生まれた、五百万石、たかね錦、一本〆、千秋楽など、 数々の酒造好適米の栽培記録をご紹介いたします。 |
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TOPページ > 酒米日記 > 酒米日記2004 |
2004年の酒米日記 | ||||||
【私の地元柏崎で栽培された五百万石編】 |
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柏崎の蔵元原酒造が醸す特約店限定販売酒、銀の翼。只今地元を中心に人気銘柄の道を歩き始めています。2004年の酒米日記は、この銀の翼特別本醸造に使用されている五百万石の観察記録です。今回は、当店から車で約20分程の所にある原酒造の蔵人さん所有の田んぼに伺ったのですが、初回は蔵人さん立会いの下、専門的な話から苦労話まで、色々面白いお話を伺う事が出来ました。 | ||||||
【6・5 田植え後 27日目】 蔵人から説明を受けながらの第一回観察 | ||||||
到着した五百万石の田んぼは田植えから約一ヶ月たっていたので、ご覧のように、水を抜く根干しをしていました。あまり長く水を張り続けると、土中で発生するガスで根を痛めてしまうからなんだとか…。一部分稲がないのは、土から出てきた虫を食べる為にカラスが稲を踏んでしまった名残りだとか。虫が出るのは農薬使用が少ない証、健康な田である証拠です。また、葉の一部には「六」という数字が…、これは葉が分葉した順番のデータを取っているとか。良質な米の栽培の為、日々研究されているんです。 少し離れた所には、同じくこの蔵人さん所有の高嶺錦の田んぼがありました。こちらはまだ田植えから一週間ほどでしたので、五百万石の生育具合とは対照的でした。 |
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【7・19 田植え後 71日目】 ちょっとサボってました… | ||||||
五百万石もかなり背が高くなり、あたり一面が緑のじゅうたんのようです。この地区は一反毎に田の所有者が違うので、植えられている品種も異なります。品種ごとに葉の色も微妙に異なり、中央写真では手前(濃い緑)が五百万石、奥(薄い緑)がコシヒカリが写っているのですが分かりますか? また、早稲系(収穫が早い)のコシヒカリには、緑の小さな穂の先に白い糸のような花が付いているものもありました。 |
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【8・27 田植え後 110日目】 もうじきです | ||||||
目的の田んぼに行く途中、早稲(収穫時期の早い品種)系を稲刈りしている光景を発見!刈り取られている稲の葉の色はすっかり黄金色です。平地でも区画ごとに所有者が違うので、品種や田植え時期の違いで、こんなに色づき具合が変わってきます。前回よりコントラストがハッキリ分かりますね。五百万石は田植え後100日を経過していますので、穂についたお米の大きさもかなりのものになっていました。刈り取りも本当にもうすぐです。 | ||||||
【9・9 田植え後 123日目】 この時期なのにまだまだ青いなあ… | ||||||
丁度稲刈り最盛期の昼休みに行った事もあり、田には休憩中のコンバインが無数に置かれていました。ずっと追いかけてきた五百万石の田んぼもすっかり刈り取られて、妙にさっぱりした状態になっていました。 最後に一番右の写真ですが…、奥は健康に育った稲、手前は病気で穂が付かない稲、黄金色と深緑、色が明らかに違います。管理する人によって稲の姿はこんなに違ってしまうという事の証、これだけ農業技術が上がった現在でも、こういった事例はあるんです。農業って本当に難しいものですね。 |
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美酒考房西巻酒店の5つのポリシー |
1)取扱銘柄は全品新潟地酒のみ、責任を持って低温冷蔵にて品質管理を行っています。 |
2)破損などの場合は、経費当店負担にて至急交換品を発送致します。 |
3)全品蔵元希望の定価販売、お客様に最も経費負担のかからない方法で地方発送致します。 |
4)お客様を信じ、2回目以降のお支払いは商品到着を確認されてからの後払い可能です。 |
5)お客様のご期待に沿えるよう、できる限りの努力を致します。 |