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日本酒どころ新潟では、原料となる酒米作りにもこだわりをもって取り組んでいます |
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新潟の日本酒は、恵まれた自然環境と蔵元の強い思いによって有機栽培された酒造好適米を原料としています。 減肥栽培、棚田、合鴨農法、天日干し、そのこだわりの数々から生まれた、五百万石、たかね錦、一本〆、千秋楽など、 数々の酒造好適米の栽培記録をご紹介いたします。 |
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TOPページ > 酒米日記 > 酒米日記2005 |
◇2005年の酒米日記は、一握りの種もみから復活した千秋楽(せんしゅうらく)◇ |
朝日酒造では、農業試験場に保管されていた種もみを3年がかりで復活させた千秋楽という米で酒造りを行っています。粒が非常に大きく、高い精米耐性(お米を磨いても割れにくい)を持つこのお米は、酒米の王様山田錦に勝るとも劣らない酒造り適性を持ちます。 蔵のすぐ前にある田んぼでは、実際に朝日酒造の社員さん達も田植えから稲刈りまで米作りに携わり、自分達の醸す銘柄に強い思い入れを込めているのです…。 ※千秋楽を使った銘柄は蔵元の希望でWEB非掲載です。お手数でも朝日酒造のサイトでご覧下さい。 |
【5・27 田植え初日】 社員総出での田植えです |
千秋楽田植え作業は毎年この時期の蔵の恒例行事、この日はあいにくの曇り空でしたが、営業職・事務職・蔵人など大勢の社員それぞれが農作業用の服に着替え、手作業で田植えを行いました。作業時間は約一時間、毎年の事なのでさすが!と感心させられる手際の良さでした。 |
【5・28 田植え後 2日目】 一転この日はいい天気、春らしい天候でした |
翌日、ちょっとした用事があって蔵へ出かけたので、じっくり撮影してきました。こうしてみると、こんなに小さな苗が100日過ぎれば背が高く立派なの穂を実らせるから不思議なものです…。道路を挟んで建つ朝日酒造の一号蔵が、この田んぼを見つめているかのように思えました。 |
【6・19 田植え後 24日目】 じっくりゆっくりと育っています |
田植えからもうじき一ヶ月、苗はしっかりと根を張ってから段々上へと成長していきます。田植え直後は、手植えながら真っ直ぐに植えられていて凄いなあと思ったのですが、こうしてある程度大きくなると、実は結構曲がっていた事がわかります…。(笑) |
【7・9 田植え後 44日目】 あまり雨の降らないこの年の梅雨です |
今年は水害になったほどの昨年と一転して空梅雨ぎみ、今のところは平気ですが水不足が心配なところです。稲の高さは約30センチほどになり、葉も青々としています。あぜに咲く野草の花の白さと対照的でありました。ところで、私も時間的にいっぱいいっぱいな時期でもあります。次に来れるのはいつなのでしょう?? |
【8・7 田植え後 73日目】 さすが晩生(おくて)、まだまだです… |
梅雨明け後は連日快晴の日が続く新潟県、稲の生育も順調です。観察する所の手前の田んぼ(看板手前側)で育っているのは、収穫時期が9月上旬頃の早稲(わせ)品種の五百万石、大半の稲に出穂が見られました。一方、10月にならないと刈取り出来ない晩生(おくて)品種の千秋楽は、まだまだ単なる草の状態(笑)、出穂は今月中旬過ぎの予定です。 |
【8・23 田植え後 89日目】 ようやく出穂です |
時折雨の降る中、小ぶりの頃を見計らって撮影強行!看板奥の田んぼは、まだ青々とした色をしていますが、近づいてみると全てに出穂がみられました。まだまだ「お米」と呼べるようなシロモノではありませんが、これから徐々にふっくらとしていく事でしょう。最後に、あぜ道の奥に行き、いつもとは逆アングルで朝日酒造が入るように撮影してみました。 |
【9・11 田植え後 108日目】 隣はもうすぐ |
前回から約20日、手前の五百万石が植えられた田はすっかり黄金色に色付き、刈り取り間近かを思わせます。一方、目的の社員の田んぼ(千秋楽)は穂も全て出揃い徐々に膨らんできていますが、隣と比べると葉の色の違いがハッキリと分かるようになってきました。アップでも穂が何となく青みがかっているのが分かります。 |
【9・19 田植え後 116日目】 今度はこちらの番です |
隣の田んぼはこの前日に刈り取られたそうで、サッパリしていました。こうして、早稲系の稲は徐々に刈り取りが進んでします。一方、晩生の千秋楽の田んぼ先週とはうって変わって黄金色に…。へぇ〜、こうも変わるものなんですね…。刈り取り予定は10月7日との事なので今年の酒米日記も残りあと20日間、もう1〜2回は撮影に行きたいのですが…。 |
【10・5 田植え後 132日目】 いよいよ! |
刈り取り直前にどうしても撮影しておきたくて、平日ですが行ってみました。9.19の三枚と比べ、微妙ですが「黄金色」が広がっているのが分かりますか?アップはいつも同じ場所の稲を撮っているのですが、偶然にもモンシロチョウが穂で一休みしている写真を撮る事ができました。長かった撮影記録もあと2日で終了です…。 |
【10・7 田植え後 134日目】 最終回・みんなで稲刈り |
午後3時に到着すると、既に稲刈りは始まっていました。この行事はもう7年も続く恒例行事なので、当日はテレビ局なども大勢取材に来ていて、黄金色の中にTVカメラがうじゃうじゃ…という、チョット奇妙な光景でした。 |
蔵の方達はせっせと鎌で手刈りしていきます。撮影の合間に半年間追いかけた千秋楽の穂を手に取りましたが、見事なまでの膨らみが秋の実りを感じさせます。右写真で腰をトントンと叩きながら立ちあがったのは朝日酒造の社長さん、社長も含めて“社員一丸”を実践できるのが朝日酒造の凄いところです…。 |
刈り取った稲を「はざ」まで車で運ぶ以外は作業は全て手作業、大変な重労働にみんな汗ビッショリでした。この後、稲は蔵のすぐそばにはざがけされ、天日干しされます。長かった撮影記録もこの日で終了、はざがけされた千秋楽を見ながら、ひとり感慨にふけっていました…。 |
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美酒考房西巻酒店の5つのポリシー |
1)取扱銘柄は全品新潟地酒のみ、責任を持って低温冷蔵にて品質管理を行っています。 |
2)破損などの場合は、経費当店負担にて至急交換品を発送致します。 |
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