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【マスカガミ酒蔵見学】 - 新潟の小京都で優しい味を醸す蔵元蔵元の夏の大切な行事 -
お客様からのご依頼で、新潟県の小京都と呼ばれる加茂市のマスカガミへ蔵見学に行ってきました。この蔵では、酒造りを行うのは冬の寒仕込みの期間だけ、その為実際の仕込み作業を見る事はできませんでしたが、他蔵には絶対ないものを見せて頂いたりして、蔵元のご好意にはただただ感謝です…。(H18.11.4撮影)

−加茂市の蔵元マスカガミ−
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信濃川の支流加茂川沿いにあるマスカガミ。蔵は大正年代に建てられたもので、外観は和風ですが応接室の作りはいわゆる大正の時代が香るものでした。蔵の入口には新潟で注目の新品種の酒造好適米越淡麗(こしたんれい)が飾られていました…。

−仕込み前の蔵内はひっそりとしています…−
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蔵内は、若干38歳の田島杜氏(写真左)と県内若手蔵元のホープ中野社長(写真中央奥)のお二人に案内して頂きました。普段は雑菌予防の為ヘアキャップを被りますが、この日は仕込み前という事もあって白衣だけでの蔵見学です。麹室(こうじむろ)酒母室(しゅぼしつ)の静かな様子は、逆に冬を前にしての緊張感が感じられました。

−貯蔵タンクからお酒は瓶詰めされるんです−
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現在仕込みタンクの中は空っぽですが、貯蔵タンク(写真8)には冬に仕込まれたお酒が静かに出荷の時を待っています。タンクはサーマルタンクといって二重構造になっていて、タンク内の温度を低温で保てるようになっています。出荷作業場では蔵人達が手作業で同蔵の人気酒甕覗(かめのぞき)の甕詰め作業を行っていました。

−マスカガミにしかない大甕です…−
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マスカガミでは、現在2ヶ所20個の大甕で日本酒を熟成させています。甕の中身は800L、上の部分は厳重に密封されていましたが、甕の表面はしっとりと湿っていて甕置き場内は独特のお酒の香りが漂っていました。田島杜氏のお話では、科学的な根拠は正式には不明なものの、おそらくセラミック製の為の遠赤外線効果で、お酒が不思議と円やかな味わいに仕上がるんだそうです。このお酒は一年寝太郎という名で市販化されています。

−大きな甕、そのアレコレ…−
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甕にはひとつひとつ名前が付けられています。一階の甕置き場には仏様の名前(写真13)、二階の甕置き場には(写真14)一郎、二郎、三郎…といった具合です。それぞれの甕の下部分には呑み口というお酒の取り出し口があるのですが、二階の甕はなぜか全ての呑み口がずれていました。実はコレ、中越地震の時の揺れの影響なんだそうです…。

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